アレルギー
アレルギーとは花粉、食物、ほこりなど本来は人間にとっては害のない物質を、体が敵だと考えて、過剰に免疫が反応してしまう状態です。
アレルギーの病気としては気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症などがあります。
気管支喘息気管支喘息は空気の通り道（気道）に炎症（腫れ）があるため、咳が出やすかったり、ゼイゼイしたりする病気です。普段の症状や本人/家族のアレルギー歴などを参考に診断します。小学生以上では呼吸機能検査を実施することもあります。
診断して終わりではありません。症状が出ないように、お薬や環境整備で予防することが重要です。ご家族と相談しながら、発作のない生活を目指します。
診断して終わりではありません。症状が出ないように、お薬や環境整備で予防することが重要です。ご家族と相談しながら、発作のない生活を目指します。
食物アレルギー特定の食べ物を食べるとじんましんや嘔吐/下痢、咳などの症状が出る病気です。
診断に大事なのは、何を食べてどんな症状が出たか、です。血液検査はあくまで参考です。
しっかり病歴を聴取し、原因を推定します。必要以上の除去を行えば、栄養にも偏りが出ますし、食べられるようになるまで時間がかかります。当院では食物経口負荷試験（実際にクリニックで食べてみる）を行い、安全に食べられる量を確認します。除去は最低限に、早めに食べられることを目指します。
診断に大事なのは、何を食べてどんな症状が出たか、です。血液検査はあくまで参考です。
しっかり病歴を聴取し、原因を推定します。必要以上の除去を行えば、栄養にも偏りが出ますし、食べられるようになるまで時間がかかります。当院では食物経口負荷試験（実際にクリニックで食べてみる）を行い、安全に食べられる量を確認します。除去は最低限に、早めに食べられることを目指します。
アトピー性皮膚炎アトピー性皮膚炎は皮膚の乾燥、赤みや湿疹、ブツブツ、ジュクジュクを繰り返す病気です。かゆみを伴うため、かいて悪化したり、生活の質も低下します。
日常的なスキンケア/保湿も重要ですが、赤みをとるためのステロイド薬が治療の中心になります。適切な強さのステロイド薬を、適切な部位に、適切な期間、使用することでよい皮膚状態を取り戻します。ステロイド薬に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、ご家族と相談しながら、お子さんに合った治療を探していきます。
日常的なスキンケア/保湿も重要ですが、赤みをとるためのステロイド薬が治療の中心になります。適切な強さのステロイド薬を、適切な部位に、適切な期間、使用することでよい皮膚状態を取り戻します。ステロイド薬に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、ご家族と相談しながら、お子さんに合った治療を探していきます。
アレルギー性鼻炎主な症状は鼻水、くしゃみ、鼻づまり。のどに流れ込んでの長引く咳の原因にもなります。集中力が低下したり、眠りが浅くなったりと生活の質が低下します。
ダニやハウスダストが原因となると一年中症状があり、スギなどの花粉が原因であれば花粉の季節に症状が悪化します。主な治療は飲み薬や点鼻薬です。ダニやスギ花粉が原因であれば、体質を変えて、症状を出にくくする舌下免疫療法も選択肢になります。症状や検査を参考に、お薬の使い方を相談していきます。
ダニやハウスダストが原因となると一年中症状があり、スギなどの花粉が原因であれば花粉の季節に症状が悪化します。主な治療は飲み薬や点鼻薬です。ダニやスギ花粉が原因であれば、体質を変えて、症状を出にくくする舌下免疫療法も選択肢になります。症状や検査を参考に、お薬の使い方を相談していきます。
